お知らせ

茨城新聞、きょう創刊130年

茨城新聞はきょう、創刊130周年を迎えました。1891明治24年7月5日の誕生以来、大正、昭和、平成、令和と五つの元号をまたいで、本県発展の軌跡を報じてきました。これまで紙齢を重ねてこられましたのは、多くの読者の皆さんのご支援があったからこそと、深く感謝申し上げます。

戦後最大の国難と言われる新型コロナウイルス感染症のまん延は、1年以上経過してもなお収束が見通せない状況です。現在、ワクチン接種の速やかな進展に期待が集まっています。この間、私たちの日常生活は大きく変化し、電子媒体を駆使した仕事や学習活動の変革が進みました。この流れは、新型コロナの収束後も後戻りせず、さらに進むとみられています。

情報通信技術ICTの発展などに伴う社会のグローバル化が進み、本県と海外のつながりも強まっています。紙面の本特集では「世界に羽ばたく『いばらき』」をテーマに、海外に向けた県内のさまざまな取り組みを紹介します。

時代とともに読者のニーズは多様化し、新聞社の変革も求められています。これからも地域に密着しながら、変化を恐れず、一歩ずつ歩みを進めていきます。創刊130周年を迎えるに当たり書家の吉澤さんに自作の漢詩をしていただきました。いただいた言葉をかみしめながら、引き続き読者の皆さんに親しまれる紙面づくりを目指します。末永くご愛読をお願いいたします。